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†東方蓬莱島(二次創作小説)†


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*4*「恋符マスタースパークを打つとき」

2009.05.15  *Edit 

「魔理沙、私も行く~」
フランが魔理沙を追うために飛んだ。

ぐんぐんと上昇し、いよいよ紅魔館は見えなくなってゆく。
さすがのフランも不安になってしまい、空中で止まった。
……と、七色の翼に何かがぶつかってしまう。

「痛いなあ……」
フランが後ろを振り返ると、そこには見覚えのない“誰か”がいた。


そう、それこそが魔理沙が追っていたものだったのだ。


† † † † †


「あんた誰?」
フランはじっとそいつを見つめた。

腰まである藍色の長い髪、右はエメラルドで左はサファイアの、左右の目の色が違うオッドアイ。
真っ白のふんわりしたワンピースで、髪をくくるためのピンクのリボンが、一層目立つ。

その中で最も不可思議なのは、アンティークな時計を首に下げていることだ。
金色の時計は、空の中でキラキラと光る。


そいつは真っ青な翼を大きく広げ、フランに一歩近づいた。
「あんた、私が見えるんだねえ……面白いやつ」
フランは七色の翼を使って、そいつから離れる。
「誰? あんたは何もの?」


フランが何か言うのも聞かず、そいつは自己紹介をはじめた。
金色の時計を指でなぞりながら。

「私の名前はアシュリー・ピチカート。名前を言ったんだから、あんたも言いなよ」
「なんで言わなきゃいけないの?」
フランがゆっくりと尋ねたが、アシュリーは聞くよしもない。


「早く……早く……言いなさいよ」
アシュリーはフランを急かした。


† † † † †


「私の名前は――」
フランが口を開こうとすると、誰かが後ろから口を抑えた。

「絶対に名前を言うな。あいつに言うと大変なことになるぞ」
「ま……魔理沙!」

魔理沙はほうきをアシュリーに向けて、マスタースパークがいつでも打てるように体制をとった。


「アシュリー……どうせお前の仕業だろ? 雨の時を止めたのも、レミリアの翼の時を早めたのも」
魔理沙はアシュリーを追って、それと同時にフランにさがれと命令した。

アシュリーは笑いながら、空を旋回する。
「だってぇ……オモシロイじゃない? 何を怒ることがあるのさ」


「アリスがいればもっと強いんだけどな……」
文句を言いながら拳を握りしめた。
そして魔理沙は、マスタースパークを打つ準備を始めた。


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