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†東方蓬莱島(二次創作小説)†


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*11*「シルクロードアリス」

2010.04.24  *Edit 

「え……?」
魔理沙はぴたりと動かない。

アースライトレイと唱えたし、魔力も込めた。
それなのに……。

「魔理沙」
アリスが肩に手をおく。それは少しだけ暖かかった。
「魔力がかなり弱っているわ。このままじゃ、スペルカードなんてもってのほか。
もしかしたら魔力が消えるかも……」


魔理沙は呆然とした。
当たり前のように使っている魔力が、まさか突然消えるなんて。

魔力の強い野草を調合しようか。
他の魔法使いから少し借りようか。
魔力が今消えるわけにはいかないのだ。

魔理沙の頭は、どうやったら魔力が戻るかとしか考えていなかった。


「魔理沙」
再び、アリスの声がする。
「なんだよ、日頃の恨みでも果たせばいいじゃねえか」
むしゃくしゃとした魔理沙は減らず口を叩いたが、
アリスは穏やかに言った。


「泊まっていったら?」


† † † † †


「え?」
いきなりの招待に頭をひねる。
いつもなら家に入ることすら拒むのに、泊まっていったら?

魔理沙はいつもと違うアリスを、訝しげに見つめた。

「いいじゃない、ちょっと位。
毒入りのスープを出そうなんて思っていないわ」
アリスは家を指さしながら、さらに念を押した。


魔理沙は腕を組みながら考える。

西南に行かなければ。
しかし魔力が弱まって使い物にならない。

しばらく考えこんだ後、
「ちょっとならいいぜ、ちょっとなら」
そう、魔理沙は答えを出した。

アリスはたくさん本を持っている。
もしかしたら、魔力を戻す方法を探せるかも知れない。
そう思ったのだ。


アリスは霧雨魔理沙の手を引いて、
家の方へと歩いていった。


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