スポンサー広告

†東方蓬莱島(二次創作小説)†


スポンサーサイト

--.--.--  *Edit 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



*Edit TB(-) | CO(-) 

*10*「夜中に見えぬアースライトレイ」

2010.03.24  *Edit 

アシュリーの件は一先ずおいておくことになった。
魔理沙やフランが負けた相手だし、人を集めないと敵わない。
そう咲夜が判断したのだ。

「良く分からないけど……。
とりあえず、明日になってからね。もう夕方だし」
霊夢はそれだけを言うと、神社の方へ帰っていった。
フランもあくびをして眠たそうだ。


「じゃあな、明日」
魔理沙も自分の家へとほうきを向ける。
日は暮れてしまい、空には一番星がきらきらと輝いていた。


† † † † †


魔理沙は自分の家「霧雨魔法店」の目の前に立っていた。
辺りは真っ暗で、いよいよ妖怪が動きだしそうだ。

「どうしてか分からないが、
アシュリーはきっと、私のことを恨んでいるんだよな……」
あの日からもう3年半位経つだろうか。
魔法使い霧雨魔理沙になる前に、約束したあの日から。

アシュリーはどうして、あの日来てくれなかったのだろう。
そして今、私に攻撃を仕掛けるのはなぜ?

真偽を確かめなくてはならない。
あの日に一体何があったのか、訊きに行かなければ。
他の人の手をかりてはダメだ。
これは私とアシュリーの問題なのだから。


魔理沙はほうきに乗った。
方角は西南。行き先はもちろん蓬莱島だ。


† † † † †


アリス・マーガトロイドは人形を作っていた。

今回もなかなか良い出来だ。我ながら上手い。
そう自画自賛しながら、完成した人形を机に飾った。

「ねえアリス、あれは魔理沙なの?」
と、窓から外を眺めていた上海人形がアリスに尋ねる。

「バカね、そんなわけないじゃないの」
何を言っているのだろう。
今は真夜中なのに、魔理沙がこの辺りを通るわけがない。

アリスはそう思ったが、
あまりに上海人形がうるさいので、興味本意で見てみることにした。

「ほら、魔理沙」
上海人形の指し示した指の数十メートル先には、黒い装束を身に纏った少女がいた。

「本当に、魔理沙……?」
間違いない。
あんな服を着るのは彼女しかいない。


その少女は棒のような何かをずっと眺めている。
時たまそれを振り回したり、ばしばし地面を叩いたり。
しまいにはその場にしゃがみこんでしまった。

「ち、ちょっと魔理沙」
アリスはそこへかけていった。
魔理沙が目の前で何かをいるのだ。
どうせ面倒ごとだろうし、放っておく訳にはいかない。


近づくと、やはりそれは魔理沙だった。
左手にはほうきを持っている。
「魔理沙、今日はずいぶん出掛けるのね。こんなところに何の用かしら」

そう話しかけたときだ。
アリスは魔理沙の様子がおかしいことに気づいた。

「ああ、なんだ、アリスか……」
魔理沙は軽く手をふると、西南の方へと歩き出す。


「ま……待ちなさい!」
アリスは魔理沙を引き留めた。
このままではまずいことが、アリスには判っていたからだ。

「全くうるせえなあ。夜中だけど、ちょっと位なら付き合ってやるぞ?」
魔理沙はそう減らず口をたたきながら、八卦炉を帽子から取り出した。


「アースライトレイ!」
魔理沙はスペルカードを発動した。



*Edit TB(0) | CO(0)

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

~ Trackback ~

トラックバックURL
http://suiginntou1.blog38.fc2.com/tb.php/54-b075ad85

 ◆Home  ◆Novel List  ◆All  ◆通常ブログ画面  ▲PageTop 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。