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†東方蓬莱島(二次創作小説)†


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*2*「レミリアの翼、魔理沙の焦り、霊夢の不安」

2009.05.15  *Edit 

一方紅魔館では、
普段は静かで華奢で完璧メイドの十六夜咲夜が、大声を出した。
「お嬢様、その姿は!?」

咲夜の視線の先には、レミリア・スカーレットが辛そうな顔をしていた。
美しい翼は折れて、イバラが覆っている。

レミリアはふらふら立ち上がり、咲夜を指差した。
「と、とにかく……霊夢と魔理沙を呼んで」

「で、ですが、お嬢様――」
レミリアは、命令に背く咲夜を思い切り睨みつけた。
「早く……早くしなさい!」
咲夜は始めは右往左往していたが、やがて紅魔館を飛び出した。


† † † † †


その頃ちょうど、霊夢はやっとのことで魔理沙を見つけた。
「ちょっと魔理沙、さっき神社で……」
いつもなら「おう!」なんて元気な返事をするはずなのに、なんの返答もない。
ずっと空を見続けている。

「魔理沙?」
霊夢がもう一度問うと、魔理沙は驚いて後ずさりをした。
まるで初めて気づいたかのような反応だ。

「な、なんだ霊夢か。何だってこんなところに来たんだ」
霊夢は首を傾げた。
……一番早く異変に気づく魔理沙が、まさか気づいていない?


霊夢はおかしいと思いながらも、さっきの異変について話した。
「でね、雨が空中に止まったまま動かないのよ」

そのとき、後ろから大声が聞こえた。
ひらひらのスカートをはためかせて、こっちに向かっている。
「霊夢! お嬢様が大変なことになったわ」


† † † † †


「なによ、メイド長まで来ちゃった」
皮肉られたことにも気づかず、咲夜は慌てふためいている。
「お嬢様の、お嬢様の翼が……!」


「トゲというか、イバラが生えてるんだろ?」
ここで初めて、魔理沙が口を出した。

咲夜はうんうんと、首を縦にふる。
「そうそう、それで――」

「……やっぱりな」
しかし魔理沙はそれだけを言い残すと、ほうきに乗って行ってしまった。

「なあにあれ、魔理沙らしくない」
咲夜は霊夢のそばによって、耳打つ。

「どうしたのよ、魔理沙……」
驚きのあまり、霊夢はその場に立ち尽くした。


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