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†クジストーリー†


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出会い編*2*「止めてください、長話」

2009.05.17  *Edit 

それから2日が経った。
アサヒは仕事が休みで狂喜乱舞モード。
その矢先、腹の虫はちょうど9時を知らせた。

なるほど、朝ごはんの時間なのである。

「今日は何にしようかなぁ~? っていっても、面倒だから何でも良いや」
アサヒはとにかく面倒がり屋なのである。
事をなんとか簡単なほうにへと持っていこうとする習性があった。

さて、ゆっくりと昨日の残りを温めて……と、その瞬間。
アサヒの嗅覚は香ばしい匂いをキャッチした。近くに何かあるらしい。
それをたどっていくと……?

「出来ましたよ。まあ、地球人にあうかどうかは食べてみないと分かりませんが」
クジが、美味そうなロブスターっぽいザリガニを焼いているのだった。
「香ばしい匂い」の正体は、クジの作った朝ごはんだったのだ。

アサヒはこれを見て狂喜乱舞度が急上昇。
ますます、人間離れしたような嗅覚が
「ほおほお。これはかなりの高価な物だ。食べたら超~美味しいだろうな」と指し示すのであった。

そこで我慢ならなかったのか、喰らいついてアサヒが食べ始めた。
クジはそれを見て口がふさがらない状態で、ボ~とただ眺めているだけだった。

地球人とは、どうも飢えに飢えているらしい。
クジが纏っている唖然とした冷たい空気など、アサヒは気づくよしもない。


† † † † †


アサヒは食べ終わると、ようやく落ち着いたようだ。クジに一つの提案を出すのだった。
「ねえ、どうせ地球に来たんだから、ここら辺を観光しない?」
クジもそれには大賛成。帰ったら友達に話すのにちょうど良い話題が出来ると思ったのだ。
「じゃあ、行ってみましょう」
まあそんなわけで、アサヒとクジは商店街へと向かったのだった。

「一名様、ご案内~♪」
というが否や、あからさまに昼ドラから引っ張ってきたであろう歌を歌いだし、
最終的には懐かしきアニメソングにまで至っていた。

クジはそんな隣のアサヒにはお構いなし。
周りの大都会の雰囲気に圧倒されて、あっちきょろきょろ、こっちきょろきょろ。

そんな間に、周りの女性どもは一人の銀髪男性――つまりクジに――釘付け状態だ。
まるで今にも襲い掛かってくるようなその気迫にに気づいたクジは、
とりあえずそこらのソバ屋に入ることにした……アニソン歌うアサヒを引っ張りつつ。


たまたま、そこはアサヒの行きつけのソバ屋で、アサヒはそこのおばさんと知り合いなのだそうだ。
ソバの注文もしないままアサヒはそのおばさんと話し込んでいる。
軽く3、4時間くらいかかりそうだ。

「そうそう、最近はここら辺も都会になっちゃってねえ」
「ですよね! フ●グランとかマックス●リュとかまで出来ましたもんね」

終わりの見えない話にしびれを切らしたクジは、
「あの~しばらくそこら辺行っていて良いですか?」と、おずおず問うてみた。
だが、アサヒは全く聞こえていないようだ。
「あの時はまだこんな小さかったのにねぇ~。今はこんなに大きくなっちゃったわね」とか、
「でもでも、今は部長として頑張ってますよ!」とかは、ハッキリ聞こえのたが。


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